雑記+備忘録

OS中心の技術情報と趣味について(最近は主に将棋)。備忘録なのでここに書かれたことを試すのは自己責任でお願いします。

三浦九段に対する疑惑は不当なものだった

第三者委員会の調査の結果、カンニングを疑うに足る事実なし。三浦九段に対する疑惑は不当なものでした。

三浦九段を気の毒に思っていた者として、ささやかながら拡散に協力します。プロ棋士達は、パワハラまがいの集団という汚名をそそぐべく努めてほしいです。 

 

twitterでも書きましたが、こちらにも記載。

 

マスコミは、「疑惑」の時は盛大におもしろおかしく取り上げるのに、訂正については全く力を入れないので、個人のちっぽけな力ですが、ここに記しておきます。

 

未だすっきりしない部分については、窪田六段のtwitterで紹介されていたこの記事が鋭いと思います。

 

http://d.hatena.ne.jp/akisaito/20161226

「次の一手」で覚える432を解いた

他の方のブログに触発されて正答率をカウントしつつ解いた
「次の一手」で覚える将棋基本手筋コレクション432
ようやく1周目が終了しました。
章ごとではなく総数しかカウントしていませんでしたが、
 181問/432問 正解で、正答率約42%。
正答の基準として、「その後の手はよく分からないけれどたまたま当たった」
は不正解扱いとしました。


大体半分の200問の時点ではちょうど50%正解だったのですが、
後半の「中盤編Part2」がやたら難しく、一気に正答率が下がりました。
「寄せが見える本」を読んでいたせいか、
中盤編よりも終盤編のほうが正答率が高い感じでした。


この「正答率をカウントしつつ解く」やり方、
最後まで続けるモチベーション、繰り返し解くモチベーションにもなって
いいですね。


「次の一手」で覚える将棋基本手筋コレクション432の感想としては、
キラーパスとなる手を探す訓練」といった感じで、
実戦でいかにそのチャンスを逃しているか、を実感します。
(本の表紙に「基本手筋」「比較的易しい次の一手問題」と書いてあった気がするが、
 多分気のせいだな)
一方で、ではそういった手が見当たらなかったときに
どんな手を指せば一方的に悪くならないか、
自分のレベルだとまずそちらのほうが重要な気もします。


そして長かった・・・
買ったのは発売直後なので、およそ5か月コツコツと。
上記のブログに刺激を受けていなかったら、10問ぐらいでお蔵入りでした。
感謝です。
あと、短期間に一気に解ける分量ではなかったので、
かえって力が抜けて良かったかもしれません。

市川市民将棋大会に参加してみた2016 その2

続いて他の方のブログを参考に、自分の戦績ダイジェストを。

1戦目: 先手:筋違い角風 VS 後手:(自分)居飛車力戦 →負
相手は60代ぐらいの男性。3手目に角交換されて筋違い角を打たれるも、何故か歩を取らずに角を引く。その後はこちらは盛り上げて角に当てつつ矢倉に持っていったら、相手にちゃっかり穴熊に組まれ、最後は陣形の差で負け。中盤以降はずっと苦しいと思っていたが、相手も終盤入り口まではいいとは思っていなかったとのこと。

2戦目: 先手:(自分)先手番中飛車 VS 後手:居飛車6三銀型 →勝
相手は70代ぐらいの男性。中盤7七にある角の頭を攻められて防戦一方になり、こちらの飛車角が抑えこまれる苦しい展開。何とか作れた馬を銀銀の二枚替え、と思いきや相手の見落としでプラス金の三枚替えとなり、後はそれらを相手の玉の周りにペタペタ打って寄せきった。

3戦目: 先手:(自分)先手番中飛車 VS 後手:居飛車6三銀型 →勝
相手は80代ぐらいの男性。序盤相手が角を引いて、一瞬使いにくくなったところで仕掛け、多少強引ながらも一気に押し切った。最後は7手詰めをきっちり読めた。

4戦目: 先手:(自分)先手番中飛車 VS 後手:居飛車6三銀型 →勝
相手は小学校低学年ぐらいの男の子。やはり角頭を攻められたが、うまいこと角交換してさばけた。相手はこちらが大人ということで萎縮してしまったかもしれない。

5戦目: 先手:(自分)先手番中飛車 VS 後手:居飛車棒銀 →負
相手は小学校高学年ぐらいの男の子。棒銀をうまくかわしてこちらの銀を8筋に成り込めたものの、その銀が遊ぶ展開に。それでも中盤は一瞬の隙をついて攻め込めたが、相手が飛車も受けに投入する展開に戦力が足りず息切れ。気がつけば相手の陣は受けにベタベタ打った駒たちで難攻不落になっており、こちらの陣はペラペラ。反撃をくらって撃沈。

 

最終戦勝てば入賞の芽もあったのでちと悔しいですが、
また来年以降、強くなって挑戦します。
今回良かったのは、角筋を見落とすなどのいわゆる「ただやん」が無かったこと含め、
後から「なんじゃそりゃ」という手が無かったこと。実力を出しきった気がします。
弱点も見えてきて、やはり中盤、
こちらの狙いの手、相手の応手とも複数洗い出して比較検討する姿勢が
まだ完全に身についておらずに手拍子で指しがちなところ。
あとは大会ならではですが、
初戦が長引いて周りで二戦目が始まると、別にじっくりやればいいのに何となく焦ってしまうこと、
逆に5戦目は頭が疲れているのか雑になりがちなところも改善点です。

市川市民将棋大会に参加してみた2016

無事5局指せました。
まずは情報として、参加者の年齢層や男女比を。

 

今回は第23回の大会、参加者は全体で190名ほど。
年齢層について、私がいたA~Cクラスの会場は、
60代以上、子供、20-40代がおよそ3:1:1ぐらいの比率でした(個人的な見た目からの数字なので正確ではない)。また95%が男性。
別フロアで子どもたちが多いDクラス、女性限定の女子王位戦クラスもあり、そちらは会場を見られなかったので上記年齢構成や男女比はご参考程度に。

 

9時45分に開会式が行われ、その後午前2局、午後3局指します。
順位決めルールは、「変則的なスイス式トーナメント」とのことです。

 

前回参加した2年前より運営にさらなる改善が見られ、
会場の窮屈感が緩和され、終了の時間も最終局が間延びせず、上手くまとまっていました。

 

自分が参加したBクラス(アマ1~3級目安)は45名が参加。

自身の結果は3勝2敗と、とりあえず勝ち越せました。
(別エントリーで自戦記ダイジェストを書く予定)
当方は将棋倶楽部24で10級~11級なので、
そのぐらいの棋力ならこのぐらいの成績なのか、と、次回以降参加クラス決め検討の参考にしていただければと思います。

 

年に一度の非ネット大会、とても楽しかったです。来年はさらに強くなって、今回以上の成績を収めたいです。
主催者の皆さま、対戦相手の皆さま、ありがとうございました&お疲れさまでした。

市川市民将棋大会に参加してみる2016 中間情報

前回の記事 ( 続続・市川市民将棋大会に参加してみる - 雑記+備忘録 )

でリンク先として触れた募集要項情報について、今年度の発見実績を報告します。

 

・主催者配布のビラ

→今年度は枚数や置いておく場所を減らしたようです。

 (行徳の将棋情報に詳しい方からの情報)

 発見できず。

 

・広報いちかわ

→「10月1日号」に募集要項が掲載されていました。

 

・行徳新聞
→10月14日号に募集要項等が掲載されていました。
 記事として、昨年の様子も少しだけ載っていました。
 昨年は206人参加して、そのうち女性が20人、こどもが55人とのことです。

 

そして今日、無事往復はがきの「復」が届きました。

 

近頃は大会も近いですが、特別何かをするわけでもなく、
ささやかな実戦と、別の方のブログに触発されて

『「次の一手」で覚える将棋基本手筋コレクション432』を解いて、正答率をカウントしています。

 

続続・市川市民将棋大会に参加してみる

また更新間隔が空きました。仕事が忙しいとIT系のネタはたまるのですが、
ネタをブログとしてまとめる時間が取れなくなります。

 

で、今年もこの季節がやってきましたよ、と。

 

市川市 市民将棋大会
開催日は11月6日(日)、
要項、申し込み方法は市の駅や公共施設に置いている「広報いちかわ 10月1日号」の3ページ下段に記載されています。
申し込み締切は10月25日(火)必着。

 

今回は、申し込み要項のハガキについて「往復はがき」と明記されているのに注目です。
毎年、ハガキが出しっぱなし状態で、ちゃんと申し込めているかどうか結局電話で確認になるので、
二度手間にならないよう「参加証」みたいなのを送ってくれるんでしょうか。

 

場所は結局今年も勤労福祉センター分館のようです。(本館は別の場所にあるので要注意)

文化会館の工事が当初の予定より延びているのか、
運営の都合上、センター分館がちょうどよいと判断されたか。
センター分館は悪くないですが、個人的にはトイレがもう少し整備された場所がいいなーと思います。

 

他は、例年と変わりないようです。

 

過去に参加したときの様子は記事にしていますので、文末にリンクをつけておきます。
何かの参考になりましたら。

 

この大会は検索しても情報が少ないので、
自分みたいな普段ネットをフィールドにしている市川市の将棋好きが、
少しでも参加のきっかけになるといいと思い、
3年前から情報や参加体験記を載せるようにしました。

昨年は所用で参加できなかったのですが、
年に一度、唯一参加している対面の大会、今年は参加予定です。
前回Cクラスで勝ち越したし、今回はBクラスで申し込んでみます。
力は将棋倶楽部24で10級~11級、そんな自分が出て果たしてどのような成績となりますか。
楽しみです。

 

毎度の口上になりますが、
開催、運営にご尽力いただいている、主催者、関係者の方々に深く感謝して参加させていただきます。

 

 

 

 

 

 

将棋倶楽部24 中級への道(その7)

本記事の目的や目指すところはこちら(将棋倶楽部24 中級への道(その1) - 雑記&備忘録)をご参照ください。
目次はこちら(将棋倶楽部24 中級への道(その2) - 雑記&備忘録)をご参照ください。

勉強や実戦を重ねて、実戦での見え方が変化していきました。
それにつれ、Rも上がっていったように思えます。
その「見え方の変化」について記します。一応目指すところからするとこれが主眼です。
また思いついたら追加していきます。

 - 13〜14級時期
・囲い完成までは自分の手しか見ていない
・中盤も自分の攻めの狙いしか見ていない。相手の狙いは分からない
・第一感の手は5手ぐらい先まで読むものの、実際に指されてみると読みにない手を相手に指されて困ることが多い
・うっかりが多い。角筋から単純な金の横利きまでなぜかぽっかり抜ける

 - 低級中位安定時期
・うっかりは多少減ってきた
・囲い完成までに相手の手も見て、速攻をかけられそうな場合はこちらの手順を変えるようになった
・中盤は相手の狙いにも多少意識が行くようになった
・第一感の手以外も読むようになってきた。まだまだ実際に指されてみると読みにない手を相手に指されて困ることが多いが
・詰みがあるときは逃しにくくなってきた
・終盤逆転の攻防手を狙うようになってきた

 - 中級到達前後時期
・うっかりはだいぶ減ったが、まだまだある。これは性格だからやむなしと思うか
・「1.3 棋譜並べ」の効果で、序盤は相手の手に応じて形を変えられるようになった
・「寄せが見える本」の効果か、縛りを意識するようになった
・速度計算、詰み判断はうまくなってきた
・第一感の手が悪手であることが減った。思いつかずに仕方なく指す手が悪手であることが多い
・これまでは指し手を考えるのに夢中で頭に浮かばなかった「形成判断」をたまにする気になった
・5手先を読む手を複数用意して、その5手先の形が「その後こちらが有利か、手詰まりにならなさそうか」が何となく分かるようになった(おそらく実戦で負けまくった効果)
・クロノさん(24有段者)の実況と同じような言葉を独り言で(もしくは心中)発するようになった