雑記+備忘録

OS中心の技術情報と趣味について(最近は主に将棋)。備忘録なのでここに書かれたことを試すのは自己責任でお願いします。

続続・市川市民将棋大会に参加してみる

また更新間隔が空きました。仕事が忙しいとIT系のネタはたまるのですが、
ネタをブログとしてまとめる時間が取れなくなります。

 

で、今年もこの季節がやってきましたよ、と。

 

市川市 市民将棋大会
開催日は11月6日(日)、
要項、申し込み方法は市の駅や公共施設に置いている「広報いちかわ 10月1日号」の3ページ下段に記載されています。
申し込み締切は10月25日(火)必着。

 

今回は、申し込み要項のハガキについて「往復はがき」と明記されているのに注目です。
毎年、ハガキが出しっぱなし状態で、ちゃんと申し込めているかどうか結局電話で確認になるので、
二度手間にならないよう「参加証」みたいなのを送ってくれるんでしょうか。

 

場所は結局今年も勤労福祉センター分館のようです。(本館は別の場所にあるので要注意)

文化会館の工事が当初の予定より延びているのか、
運営の都合上、センター分館がちょうどよいと判断されたか。
センター分館は悪くないですが、個人的にはトイレがもう少し整備された場所がいいなーと思います。

 

他は、例年と変わりないようです。

 

過去に参加したときの様子は記事にしていますので、文末にリンクをつけておきます。
何かの参考になりましたら。

 

この大会は検索しても情報が少ないので、
自分みたいな普段ネットをフィールドにしている市川市の将棋好きが、
少しでも参加のきっかけになるといいと思い、
3年前から情報や参加体験記を載せるようにしました。

昨年は所用で参加できなかったのですが、
年に一度、唯一参加している対面の大会、今年は参加予定です。
前回Cクラスで勝ち越したし、今回はBクラスで申し込んでみます。
力は将棋倶楽部24で10級~11級、そんな自分が出て果たしてどのような成績となりますか。
楽しみです。

 

毎度の口上になりますが、
開催、運営にご尽力いただいている、主催者、関係者の方々に深く感謝して参加させていただきます。

 

 

 

 

 

 

実行確認メッセージを出す

PowerShellスクリプトを実行する前に、「よろしいですか?」のメッセージを出す。

=== 以下サンプル ===

$title = "*** 実行確認 ***"
$message = "データに漏れがないか確認してください。実行してよろしいですか?"

$objYes = New-Object System.Management.Automation.Host.ChoiceDescription "&Yes","実行する"

$objNo = New-Object System.Management.Automation.Host.ChoiceDescription "&No","実行しない"

$objOptions = [System.Management.Automation.Host.ChoiceDescription[]]($objYes, $objNo)

$resultVal = $host.ui.PromptForChoice($title, $message, $objOptions, 1)

if ($resultVal -ne 0) { exit }
=== 以上サンプル ===

 

まずは参考としたサイト(ありがとうございます)。
・Adding a Simple Menu to a Windows PowerShell Script
 https://technet.microsoft.com/en-us/library/ff730939.aspx

・[PowerShell]コンソールに選択肢を表示する
 http://d.hatena.ne.jp/newpops/20061120/p2

・コマンドを実行する前に確認メッセージを出力する
 http://qiita.com/Fuhduki/items/04eca7e2f38a1d4b8f81

・$host.UIのプロンプト入力機能を使う
 http://mtgpowershell.blogspot.jp/2011/10/hostui.html

 

一番上のリンク記事に近い形式で、単純にYesなら先へ進み、
Noなら一旦スクリプトをexitするロジックにしたのがサンプルスクリプト
選択肢は
[Y] Yes [N] No [?] ヘルプ (既定値は "N"):
と表示され、[?]を選択すると
Y - 実行する
N - 実行しない
と表示される。

ベースで使っているのは「$host.ui」のプロンプト入力機能で、
PromptForChoiceの引数の3番目に選択肢オブジェクトを指定する。
引数の4番目は既定値を選択肢オブジェクトで指定した引数の何番目(0スタート)にするかを指定する。
誤ってEnterを押下したときに安全側に倒すために既定値はNoが一般的か。

選択肢オブジェクトは単純に作るためには「System.Management.Automation.Host」Namespaceの
「ChoiceDescription」クラスを使用する。
サンプルにあるようにNew-Objectで選択肢それぞれのオブジェクトを作成し、
それを配列型に変換する。
アンパサンドの次の文字がショートカットキャラクターになるので、
例えば「&Yes」でなく「Y&es」とやると、「YesならEを入力」で表示される。

同一ユーザーで、ログインしたマシンによってフォルダアクセス権を変える(Kerberos複合認証)

まずは備忘録っぽく、設定の要点のみ

例:共有フォルダ「Kyoyu」について
 ユーザー「Taro」についてのアクセス権を
 コンピューター「Com01」にログインしてアクセスした場合は「変更」
 それ以外からアクセスした場合は「読み取りのみ」
 としたい

1.ドメコングループポリシー
Com01を専用のOUに格納し、専用のグループも作成してメンバーとする
(グループの方は必須ではない)
 例:OU01、Group01とする

ドメイングループポリシーの「Default Domain Controllers Policy」で、
以下の項目を有効にする

コンピューターの構成
 |_ポリシー
  |_管理用テンプレート
   |_システム
    |_KDC
 の
 ・KDCで信頼性情報、複合認証、およびKerberos防御をサポートする
  →有効 & サポート
 ・複合認証を要求する
  →有効

コンピューターの構成
 |_ポリシー
  |_管理用テンプレート
   |_システム
    |_Kerberos
 の
 ・Kerberosクライアントで信頼性情報、複合認証、およびKerberos防御をサポートする
  →有効 & サポート
 ・複合認証をサポートする
  →有効 & 常時

2.対象コンピューターグループポリシー
OU01にグループポリシーをリンクし(例:OU01GPとする)、
リンクしたグループポリシーで以下の項目を有効にする

コンピューターの構成
 |_ポリシー
  |_管理用テンプレート
   |_システム
    |_Kerberos
 の
 ・Kerberosクライアントで信頼性情報、複合認証、およびKerberos防御をサポートする
  →有効 & サポート
 ・複合認証をサポートする
  →有効 & 常時

3.gpupdate
ドメインコントローラーのコマンドプロンプトから「gpupdate /force」を実行する


Com01を再起動する、もしくは「gpupdate /force」を実行する


4.フォルダアクセス権

「Kyoyu」のアクセス権は以下の通り設定する

共有アクセス権 | Domain Users | 変更
NTFSアクセス権 | 上位からの継承を無効にする
        | SYSTEM | フルコントロール
        | Administrators | フルコントロール
        | CREATOR OWNER | フルコントロール
        | Domain Users | 読み取りと実行 ※A
        | Domain Users | 変更 ※B

 

※A:通常の手順で追加する
※B:「アクセス許可エントリ」画面下部の「条件の追加」から以下の条件を追加する
 デバイス グループ 次のそれぞれに所属する 値 <↓>
  「項目の追加」をクリックして「Group01」を追加して「1個のアイテムが選択...」の状態にする


5.有効なアクセス権確認
「有効なアクセス」タブをクリックして「ユーザーの選択」「デバイスの選択」それぞれに
「Taro」と「Com01」を入れて下の「有効なアクセス許可の表示」をクリックして確認する。
次に「デバイスの選択」でCom01以外を選択して、変化を確認する。


6.反映待ち(?)
Com01に何度かTaroでログインし、実機確認する。書き込み権限が反映されない場合は、
何度かログオフログオンを繰り返す。
それでも反映されない場合は15分ほど待つ。

→この反映されるタイミングが良く分からない。
 5分~15分待つ間に2~3度ログオフログオンを繰り返したら反映されたが、
 反映タイミングが時間なのかログオフログオンなのか。


手順は以上。

「同一ユーザーで、ログインしたマシンによってフォルダアクセス権を変える」方法について、
結構著名な技術系サイトに「ダイナミックアクセス制御でできる」と一文だけあり、やり方は書いていなかった。
その文脈の中で「こんなのニーズあるの?」と書かれていて、
実際自分もそう思っていたのだが、
とある日に、SIの現場でこんなシチュエーションの相談を受けた。
・全社員の使える執務スペース以外に機密性の高い情報を扱う専用ルームあり
・その専用ルームへの執務スペースからのファイルの持込は許すが、
 専用ルームからのデータ持ち出しは不可とする
・上の条件を満たすために、ファイルサーバー内に「持ち込み用フォルダ」を作成し、
 担当ユーザーに
  執務スペースのPCからアクセスしたときは書き込み
  専用ルームのPCからアクセスしたときは読み取りのみ
 のアクセス権を与える

専用ルーム用の別ユーザーを作れば解決な気もするが、
同一人物が2ユーザーを持つのは好ましくないとのこと。

で、方法を探し始めた次第。
最初はダイナミックアクセス制御(DAC)が必要かと思って調べたが、
いろいろ実機で試しているうちに、NTFSアクセス権の画面に
デバイスの条件を追加できるのを発見。
この機能について、が意外と情報がない。(検索の仕方が悪いのかもしれないが)
「アクセス許可エントリ」「条件の追加」とかで検索してもひっかかってこないし、
英語なら何かあるかと英語言語パックをインストールして設定の英訳を探し
「add a condition」「device」とやったらようやく糸口となりそうなQA掲示板を発見。
そのQA掲示板の情報を元にDACを使わない方向で、実機で試行錯誤してこの方法を確立。

ダイナミックアクセス制御(DAC)の実装に伴ってKerberos認証が拡張された結果実装された機能
とかどっかで見たような(うろ覚え)気がするが、
詳しい機能の説明は別途要調査だ。

本当にこの手順の設定が必要十分条件なのか、
またデバイスグループに新たにデバイスが追加された際の設定反映タイミングについても未確認なので、
時間ができたらどこかで確認したい。

Windows Server 2012 R2 主な(俺基準)ドメイングループポリシーの設定場所

Windows 8.1用 スタート画面スキップ

ユーザーの構成
 |_ポリシー
  |_管理用テンプレート
   |_タスク バーと [スタート] メニュー

 サインイン時または画面上のすべてのアプリを閉じたときにスタート画面ではなくデスクトップに移動する
 →有効 にする

-------------------------------------------------------------
○ループバック

コンピューターの構成
 |_ポリシー
  |_管理用テンプレート
   |_システム
    |_グループ ポリシー

 ユーザー グループ ポリシー ループバックの処理モードを構成する
 →有効 にする

-------------------------------------------------------------
IEの初回設定ウィザードスキップ

ユーザーの構成
 |_ポリシー
  |_管理用テンプレート
   |_Windows コンポーネント
    |_Internet Explorer

 初回実行ウィザードを実行しないようにする
 →有効 にする
  いずれかを選択してください
  →ホーム ページに直接移動する を選択

-------------------------------------------------------------
○アドレスバーから\\~の形で共有フォルダにアクセスさせない

ユーザーの構成
 |_ポリシー
  |_管理用テンプレート
   |_タスク バーと [スタート] メニュー

 [スタート] メニューから [ファイル名を指定して実行] を削除する
 →有効 にする

-------------------------------------------------------------
○デスクトップの壁紙を強制(事前に壁紙画像ファイル(.jpg)が必要)

ユーザーの構成
 |_ポリシー
  |_管理用テンプレート
   |_デスクトップ
    |_デスクトップ

 デスクトップの壁紙
 →有効 にする
   壁紙名: <フルパス指定>
   壁紙のスタイル: 画面のサイズに合わせる などを選択

-------------------------------------------------------------
○ネットワークドライブの自動マッピング
(手動設定分が残っていたら削除して新たに設定)

ユーザーの構成
 |_基本設定
  |_Windows の設定
   |_ドライブ マップ

 W: (順序: 1)
  操作 削除

 W: (順序: 2)
  操作 作成

 プロパティドライブ文字 W(任意)
 場所 <UNCパス>
 ラベル <表示させるラベル>

-------------------------------------------------------------
エクスプローラーの拡張子表示など表示関連

ユーザーの構成
 |_基本設定
  |_コントロールパネルの設定
   |_フォルダーオプション

 新規作成からフォルダーオプションのオブジェクトが作成できる

-------------------------------------------------------------

はてなブログへの移行

はてなダイアリーから離れていた時期に、

世間では「はてなブログ」がリリースされ、

多くの人が移行しているらしい。

ようやくその事実に気づき、自分も移行した。

タイトルも「雑記&備忘録」から「雑記+備忘録」に刷新した。(何のこっちゃ)

さすがダイアリーからの移行は簡単だ。

リンクなど、細かい部分の確認は追って必要だろうが、

便利な機能もついているので、使っていこう。

これまでと、書く内容は変わらない。

IT技術系は備忘録、趣味系(今は将棋メイン)は雑記。

将棋倶楽部24 中級への道(その7)

本記事の目的や目指すところはこちら(将棋倶楽部24 中級への道(その1) - 雑記&備忘録)をご参照ください。
目次はこちら(将棋倶楽部24 中級への道(その2) - 雑記&備忘録)をご参照ください。

勉強や実戦を重ねて、実戦での見え方が変化していきました。
それにつれ、Rも上がっていったように思えます。
その「見え方の変化」について記します。一応目指すところからするとこれが主眼です。
また思いついたら追加していきます。

 - 13〜14級時期
・囲い完成までは自分の手しか見ていない
・中盤も自分の攻めの狙いしか見ていない。相手の狙いは分からない
・第一感の手は5手ぐらい先まで読むものの、実際に指されてみると読みにない手を相手に指されて困ることが多い
・うっかりが多い。角筋から単純な金の横利きまでなぜかぽっかり抜ける

 - 低級中位安定時期
・うっかりは多少減ってきた
・囲い完成までに相手の手も見て、速攻をかけられそうな場合はこちらの手順を変えるようになった
・中盤は相手の狙いにも多少意識が行くようになった
・第一感の手以外も読むようになってきた。まだまだ実際に指されてみると読みにない手を相手に指されて困ることが多いが
・詰みがあるときは逃しにくくなってきた
・終盤逆転の攻防手を狙うようになってきた

 - 中級到達前後時期
・うっかりはだいぶ減ったが、まだまだある。これは性格だからやむなしと思うか
・「1.3 棋譜並べ」の効果で、序盤は相手の手に応じて形を変えられるようになった
・「寄せが見える本」の効果か、縛りを意識するようになった
・速度計算、詰み判断はうまくなってきた
・第一感の手が悪手であることが減った。思いつかずに仕方なく指す手が悪手であることが多い
・これまでは指し手を考えるのに夢中で頭に浮かばなかった「形成判断」をたまにする気になった
・5手先を読む手を複数用意して、その5手先の形が「その後こちらが有利か、手詰まりにならなさそうか」が何となく分かるようになった(おそらく実戦で負けまくった効果)
・クロノさん(24有段者)の実況と同じような言葉を独り言で(もしくは心中)発するようになった

将棋倶楽部24 中級への道(その6)

本記事の目的や目指すところはこちら(将棋倶楽部24 中級への道(その1) - 雑記&備忘録)をご参照ください。
目次はこちら(将棋倶楽部24 中級への道(その2) - 雑記&備忘録)をご参照ください。

将棋倶楽部24を始める時点での棋力の前提となる、
将棋を覚えてから24を始めるまでの自分の棋歴を記します。

〜後編:30歳を過ぎて本格的に(?)始めた〜

30歳を過ぎたころに、とあるきっかけでネット将棋を始めることにしました。
きっかけについてはまたどこかで書くかもしれませんが、本論から外れるのでここでは触れません。
自分も社会にもまれ、他の趣味を通していろいろと経験して、
今度は昔反発していた「定跡」をちゃんと勉強しよう、
そうすると将棋のまた違った景色、楽しみ方が広がりそう、
という気持ちになっていました。
ネット将棋もいろいろ出ていましたが、とりあえず一番有名な「将棋倶楽部24」へ登録。

今まで弱かったのはちゃんと勉強していなかったからで、
勉強すれば、まあ1年ぐらいで初段前後にはなるんじゃないか、とか、
砂糖のように甘い見込みで始めました・・・。
(紳哉さんご結婚おめでとうございます)

R100で登録、当初は勝てたのですが、すぐに壁にぶつかりました。
甘い見込みよりもはるか下、「14級から13級に上がってもまたすぐに叩き落される」
多少「勉強したつもり」ではまるでこの壁を超えられない。愕然としました。
負けると悔しいし、連勝して同じぐらい連敗してRがもとに戻ると虚しさも感じましたが、
それでも24から、将棋から離れようと思わなかったのが、我ながら不思議なものです。

もう少し若い時期なら違ったのですが、さすがに三十代になると
仕事でもプライベートでも諸事多く、実戦も勉強もそうそう時間をかけられません。
(勉強のほうは意思が弱いせいもあると思いますが)
そんなわけで、「やったこと」に記載した分ぐらいがこれまでこなせたものです。
プラス、いくつか棋書を読み、それ以上に棋書を積んでいます。