雑記+備忘録

OS中心の技術情報と趣味について(最近は主に将棋)。備忘録なのでここに書かれたことを試すのは自己責任でお願いします。

はてなブログへの移行

はてなダイアリーから離れていた時期に、

世間では「はてなブログ」がリリースされ、

多くの人が移行しているらしい。

ようやくその事実に気づき、自分も移行した。

タイトルも「雑記&備忘録」から「雑記+備忘録」に刷新した。(何のこっちゃ)

さすがダイアリーからの移行は簡単だ。

リンクなど、細かい部分の確認は追って必要だろうが、

便利な機能もついているので、使っていこう。

これまでと、書く内容は変わらない。

IT技術系は備忘録、趣味系(今は将棋メイン)は雑記。

将棋倶楽部24 中級への道(その7)

本記事の目的や目指すところはこちら(将棋倶楽部24 中級への道(その1) - 雑記&備忘録)をご参照ください。
目次はこちら(将棋倶楽部24 中級への道(その2) - 雑記&備忘録)をご参照ください。

勉強や実戦を重ねて、実戦での見え方が変化していきました。
それにつれ、Rも上がっていったように思えます。
その「見え方の変化」について記します。一応目指すところからするとこれが主眼です。
また思いついたら追加していきます。

 - 13〜14級時期
・囲い完成までは自分の手しか見ていない
・中盤も自分の攻めの狙いしか見ていない。相手の狙いは分からない
・第一感の手は5手ぐらい先まで読むものの、実際に指されてみると読みにない手を相手に指されて困ることが多い
・うっかりが多い。角筋から単純な金の横利きまでなぜかぽっかり抜ける

 - 低級中位安定時期
・うっかりは多少減ってきた
・囲い完成までに相手の手も見て、速攻をかけられそうな場合はこちらの手順を変えるようになった
・中盤は相手の狙いにも多少意識が行くようになった
・第一感の手以外も読むようになってきた。まだまだ実際に指されてみると読みにない手を相手に指されて困ることが多いが
・詰みがあるときは逃しにくくなってきた
・終盤逆転の攻防手を狙うようになってきた

 - 中級到達前後時期
・うっかりはだいぶ減ったが、まだまだある。これは性格だからやむなしと思うか
・「1.3 棋譜並べ」の効果で、序盤は相手の手に応じて形を変えられるようになった
・「寄せが見える本」の効果か、縛りを意識するようになった
・速度計算、詰み判断はうまくなってきた
・第一感の手が悪手であることが減った。思いつかずに仕方なく指す手が悪手であることが多い
・これまでは指し手を考えるのに夢中で頭に浮かばなかった「形成判断」をたまにする気になった
・5手先を読む手を複数用意して、その5手先の形が「その後こちらが有利か、手詰まりにならなさそうか」が何となく分かるようになった(おそらく実戦で負けまくった効果)
・クロノさん(24有段者)の実況と同じような言葉を独り言で(もしくは心中)発するようになった

将棋倶楽部24 中級への道(その6)

本記事の目的や目指すところはこちら(将棋倶楽部24 中級への道(その1) - 雑記&備忘録)をご参照ください。
目次はこちら(将棋倶楽部24 中級への道(その2) - 雑記&備忘録)をご参照ください。

将棋倶楽部24を始める時点での棋力の前提となる、
将棋を覚えてから24を始めるまでの自分の棋歴を記します。

〜後編:30歳を過ぎて本格的に(?)始めた〜

30歳を過ぎたころに、とあるきっかけでネット将棋を始めることにしました。
きっかけについてはまたどこかで書くかもしれませんが、本論から外れるのでここでは触れません。
自分も社会にもまれ、他の趣味を通していろいろと経験して、
今度は昔反発していた「定跡」をちゃんと勉強しよう、
そうすると将棋のまた違った景色、楽しみ方が広がりそう、
という気持ちになっていました。
ネット将棋もいろいろ出ていましたが、とりあえず一番有名な「将棋倶楽部24」へ登録。

今まで弱かったのはちゃんと勉強していなかったからで、
勉強すれば、まあ1年ぐらいで初段前後にはなるんじゃないか、とか、
砂糖のように甘い見込みで始めました・・・。
(紳哉さんご結婚おめでとうございます)

R100で登録、当初は勝てたのですが、すぐに壁にぶつかりました。
甘い見込みよりもはるか下、「14級から13級に上がってもまたすぐに叩き落される」
多少「勉強したつもり」ではまるでこの壁を超えられない。愕然としました。
負けると悔しいし、連勝して同じぐらい連敗してRがもとに戻ると虚しさも感じましたが、
それでも24から、将棋から離れようと思わなかったのが、我ながら不思議なものです。

もう少し若い時期なら違ったのですが、さすがに三十代になると
仕事でもプライベートでも諸事多く、実戦も勉強もそうそう時間をかけられません。
(勉強のほうは意思が弱いせいもあると思いますが)
そんなわけで、「やったこと」に記載した分ぐらいがこれまでこなせたものです。
プラス、いくつか棋書を読み、それ以上に棋書を積んでいます。

将棋倶楽部24 中級への道(その5)

本記事の目的や目指すところはこちら(将棋倶楽部24 中級への道(その1) - 雑記&備忘録)をご参照ください。
目次はこちら(将棋倶楽部24 中級への道(その2) - 雑記&備忘録)をご参照ください。

将棋倶楽部24を始める時点での棋力の前提となる、
将棋を覚えてから24を始めるまでの自分の棋歴を記します。

〜前編:将棋との出会いと学生時代〜

駒の動かし方やルールを覚えたのは小学4年生のとき。
友達が父親から教わったそうで、自分にもやろうと勧めてきました。
自分も父親に聞いて、盤と駒、入門書も買ってもらいました。
その入門書のコラムに「加藤一二三新名人誕生!」と載っていたのを覚えています(やばい歳がばれる)。
勧めてきた友達とは何局指したでしょうか。勝ったり負けたり、いいライバルだったような。
小学5、6年のときにクラスでも将棋が流行って、休み時間に友達と対局したり、
他の人が動かしているのを皆で集まってみていたりしていました。
自分は小学生当時は勉強はクラストップクラスでしたが、
将棋は仲間10人のうち3〜4番の強さがせいぜいでした。

その後、クラスでの流行が終わるとともに自分も将棋からは離れていき、
中学校ではほとんど駒に触った記憶がありません。
高校では部内で1、2の腕前に・・・ただし部活はバスケ部。
大学でサークルの一つとして将棋部に入ってみましたが、
部内でも、大会に出てもまるで勝てず、
大学1年の終わりあたりの大会でようやく一勝して、むしろ燃え尽きたように辞めてしまいました。
掛け持ちしていた他のサークルのほうが楽しかったんです。

高校までは入門書で覚えた「矢倉囲い」「美濃囲い」にとにかく組んで、
後はテキトーに攻める、
大学生時は若気の至りで、とにかく「定跡」にしばられるのが気に入らず、
ひたすら無謀な力戦を繰り返していました。
しかも攻めっ気が強い割にパターンが「数の攻め」のみだったので、
やっと敵陣に飛車を成り込めたときには駒損が大きすぎて
逆襲をくらってあっさり敗戦、がいつものパターンでした。
定跡勉強のもう少し深い意味に気づいていればまた取り組み方も違い、今の強さも違っていたのでしょうが、
まあ、人生そんなもんかもしれませんね。

将棋倶楽部24 中級への道(その4)

本記事の目的や目指すところはこちら(将棋倶楽部24 中級への道(その1) - 雑記&備忘録)をご参照ください。
目次はこちら(将棋倶楽部24 中級への道(その2) - 雑記&備忘録)をご参照ください。

1.3 棋譜並べ(戦型の指針構築)
 純粋な棋譜並べというよりも、棋譜並べ+戦法系棋書読み+感想戦反映、といった感じです。

 [1] まずは戦法系の棋書を一冊読み、大抵相手の応手ごとに記載されているので、
 細かくなりすぎない程度にいくつか大別します。
 (対三間飛車、対四間飛車、対○○銀型、といったレベル)

 [2] その大別されたもののうち基本的に一手順のみ、Kifu for XXで並べ、保存します。
 ・XXは自分が使っているもの、使いやすいものを選びます。私はKifu for iPhoneを使っています
 ・欲張らずにやる気が続く範囲で行います
 ・一手順は、棋書を読んでいて一番成功に見えるもの、もしくは自分が一番納得するもの、
  何局か実戦をこなしていたら最も出現頻度が高いもの、といった観点で選びます

 [3] 手順ごとに、方向性やポイントを短文で2、3個箇条書きにし、
 (相手がこの形にしてきたらこちらはここの歩をついてこちらに飛車を回り、この手順で仕掛ける、といった具合)
 Kifu for XXのコメントとして追加します。

 [4] 実戦で試していきます。方向性、ポイントでは対応しきれなかった場合、
 本に対応方法が載っていないか読み直したり、別の本を読んだり、激指で解析したり、ネットで調べたりします。
 ・大別された分類の枠から外れない応手での変化の場合、Kifu for XXの分岐として更新するか、軽くコメントに載せるかします
 ・新たに分類を作る必要がある場合は、新たな分類として一手順を基本手順とします

 [5] このようにして、幹となる「分類」と枝葉となる「変化」を増やしていきます。
 定期的な見直しは最低限「分類」のメイン手順のみとし、気が向いたときや時間ができたときに「変化」をおさらいします。

1.4 観戦、動画閲覧
・24観戦
 上級、中級タブトップ中心に時々。
・ニコ動「東北人が将棋を解説実況プレイ」全15回
 自分を将棋実況動画に引き込んだ動画です。
 感想戦パートも別に用意されている丁寧な解説、
 Up主の好感の持てる話し方など、見ているだけで楽しい動画で、
 とても勉強になります。
 15回で終わってしまったのが残念です。
Youtube「将棋実況チャンネル」
 次に見るようになったのがクロノさんの動画です。
 やはりポイントを押さえた丁寧な解説、豊富な戦型、
 何より数多く提供してくれており、
 自分の得意戦法について上手い人の指し方、考え方に多く触れられるのが
 とてもありがたいです。
 自分の得意戦法については、繰り返し見ています。
Youtube「目指せ初段」
 これも低級〜中級レベルの棋譜をプロが解説してくれてありがたいです。
 実況形式と違って臨場感や笑いがないのと、
 低級ではまだピンとこない(実戦でなかなかそこまで見えない)
 ことから、実況動画に比べて回数見てはいません。
NHK杯
 毎回必ず録画はしていますが、
 最近は自分の得意戦法以外は早送りして、
 流れと結果だけ見るのみです。

将棋倶楽部24 中級への道(その3)

本記事の目的や目指すところはこちら(将棋倶楽部24 中級への道(その1) - 雑記&備忘録)をご参照ください。
目次はこちら(将棋倶楽部24 中級への道(その2) - 雑記&備忘録)をご参照ください。

さてまずは、前提となる自分の将棋関連の性格と、やったこと(勉強法)から。
将棋倶楽部24スタート時、平均R200ぐらいの実力から3年半経ってR550、中級に手が届くまでに
やったことです。

前提:自分の対将棋の勉強における性格
 けっこう面倒がり。詰将棋を解くなど地道なことは、長時間続けられない。
 勉強法も次から次へと替え、しかし以前投げたものに戻ってきたりする。

前提2:自分の将棋環境
 将棋以外のこと、仕事関連の勉強もあるので将棋倶楽部24ができるほどのまとまった時間があまり取れない。
 3年半で250局は、決して多くはないと思う。
 通信環境に左右されず、細切れでもできるiPhoneの柿木将棋アプリが強敵(とも)。
 iPhoneの将棋アプリや棋書による勉強は、主に通勤電車の中。30分ぐらいずつ、計1時間。
 24は主に平日夜家に帰ってからか、休日。1日1局〜2局(時間的にそれが限界)

1. 続けたこと
多分これらが、一番自分の力になってます。
1.1 実戦
 当たり前ですが。
 ・将棋倶楽部24 約250局
 ・柿木将棋iPhoneアプリ 約300局
 ・将棋ウォーズ 約50局
 ・その他、将棋大会、金沢将棋iPhoneアプリなど多少
 
 24と柿木将棋iPhoneアプリについては、
 対局後、激指を使って一人感想戦をしています。
 一人感想戦は、やり始めた頃は「ソフトに正解を教わる」だけでしたが、
 最近はクロノさん(後述)の影響で、「まず自分で本譜以外の手を考えてからソフトの候補手を見る」
 感覚に変わってきました。
 iPhoneアプリは対局中断や切断とか考えずに、電車の中などでできるのがいいですね。
 柿木将棋はLevel8がとても強く、未だにごくたまにしか勝てません。
 将棋ウォーズは気分転換に、得意戦法を封印してやっています。
 本来もっと実戦をこなすとか、道場へ行くとか、サークルに入ってみるとかしたいところですが、
 他にもやることがいろいろあって難しいため、当分このペースでやっていきます。

1.2 棋書
 他にも読んだもの、積んだものはありますが、繰り返しできて、効果も実感できたもののみ以下に記載します。
 ○詰将棋、必死系
 ・3・5・7手実戦型詰将棋-基本手筋をマスターし、級から段へ (池田書店 将棋シリーズ)
  →5手詰は5周ぐらいやってほぼひと目、3手、7手詰はまだ1周だけ
 ・寄せが見える本 〈基礎編〉 (最強将棋レクチャーブックス (1))
  →3周ぐらいやってひと目でできる問題が増えてきた、ぐらい
 ・寄せが見える本 〈応用編〉 (最強将棋レクチャーブックス (2))
  →2周ぐらいやった。まだ難しい

 ○戦法系
 後述の棋譜並べとセットで使いました。詳しくは棋譜並べのところで記載します。
 戦型(戦法)は24では中級安定まではとりあえず一つに絞りました。
 戦型によっておすすめの本は異なると思うので、ここでは具体的に書名は挙げません。
 戦型の絞り方は最初はいろいろやってみて、自分が指していて楽しく、かつ相手の対策がある程度限られてくるもの、
 といった観点から選びました。

 ○手筋、囲い崩し、中盤の指針
 ・羽生の法則(将棋連盟文庫)
  →2周ぐらい読んだ
 ・ひと目の手筋(マイナビ
  →3〜4周問題を解いた
 ・佐藤康光の実戦で使える囲いの急所(NHK出版)
  →3〜4周読んだ
 ・上達するヒント
  →5周ぐらい読んだ。書いてあることには毎回感心させられるが、いざ対局になると頭から飛んでいることが多かった。
  ここのところようやく対局中も時々ふっと浮かぶようになった

1.3 棋譜並べ(戦型の指針構築)
 純粋な棋譜並べというよりも、棋譜並べ+戦法系棋書読み+感想戦反映、といった感じです。
 書き始めたら長くなりそうなので次回に書きます。

1.4 観戦、動画閲覧
 これも次回以降に書きます。

将棋倶楽部24 中級への道(その2)

本記事の目的や目指すところはこちら(将棋倶楽部24 中級への道(その1) - 雑記&備忘録)をご参照ください。

まずは項目と全体像です。

○自分の性格、環境とやったこと(R100で登録してから3年半、中級到達まで)
 → 将棋倶楽部24 中級への道(その3) - 雑記&備忘録
 → 将棋倶楽部24 中級への道(その4) - 雑記&備忘録
○24を始める前の棋歴(前編:将棋との出会いと学生時代)
 → 将棋倶楽部24 中級への道(その5) - 雑記&備忘録
○24を始める前の棋歴(後編:30歳を過ぎて本格的に始めた)
 → 将棋倶楽部24 中級への道(その6) - 雑記&備忘録
○見え方の変化
 - 13〜14級時期
 - 低級中位安定時期
 - 中級到達前後時期
 → 将棋倶楽部24 中級への道(その7) - 雑記&備忘録
○実戦振り返り
 →【執筆予定だがだいぶ先】