雑記+備忘録

OS中心の技術情報と趣味について(最近は主に将棋)。備忘録なのでここに書かれたことを試すのは自己責任でお願いします。

Windows Server OS ベアメタルリカバリ時に使用するネットワーク関連コマンド

過去何度もやっていながら、久しぶりだと忘れてしまうのでメモです。

WSBのイメージ格納先がネットワーク共有フォルダの場合、
その共有フォルダのあるサーバー等とネットワーク通信を取る必要があります。
Windowsのメディアブート初期ではIPアドレスは割り振られておらず、
ネットワークサービスさえ立ち上がっていない場合があるので以下のコマンドを実行して
ネットワークをつなぎます。

まずはネットワークサービスの起動。(自動的に「wpinit」も起動されて初期化も行われます)

startnet


次に、現在有効なネットワークインターフェースの一覧表示。

netsh interface ipv4 show interfaces


上記一覧表示された中から、共有フォルダにアクセスするのに使えるインターフェースの名前をチェックし、 IPアドレスを割り振ります。
(下図の「イーサネット」がインターフェース名、「192.168.1.5」が割り振るIPアドレス

netsh interface ip set address "イーサネット" static 192.168.1.5 255.255.255.0


最後に、pingで共有フォルダのあるサーバーと通信が取れているか確認します。

ping 192.168.1.2


あとは「exit」でコマンドプロンプトを抜け、ウィザードに沿ってイメージからのベアメタルリカバリが行えます。