雑記+備忘録

OS中心の技術情報と趣味について(最近は主に将棋)。備忘録なのでここに書かれたことを試すのは自己責任でお願いします。

負荷テスト用ツール(メモリ)

負荷テストで使えるツールについてメモ。Microsoftで公開している「Windows Sysinternals」から入手できるものを中心に。

この記事にまとまっています。
https://blogs.msdn.microsoft.com/vijaysk/2012/10/26/tools-to-simulate-cpu-memory-disk-load/

○ TestLimit
上記サイトからダウンロードできます。本家Sysinternalsのサイトでは探し方が悪いのか見つけられず。
ダウンロード後、コマンドプロンプトから必要なオプションを指定してexeファイルを実行ます。
実行するファイルは32ビット環境では「Testlimit.exe」、64ビット環境では「Testlimit64.exe」です。
例えば以下では500MBの負荷をかけ続けます。
Testlimit64.exe -d -c 500
オプションの「-d」よりも後ろにMB単位で使いたいメモリのサイズを指定します。
「-c」についてはヘルプの説明では意味が分かりませんでしたが、
「-c」なしで実行してみたところ一定時間ごとに「使うメモリが500MBずつ増加」していき、マシンをフリーズさせたので、
「-c」は「占有するメモリサイズを指定した値に保つ」意味と思われます。

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CPUツールと異なり、ほとんどゆれ幅がありません。

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負荷の終了は、コマンドプロンプトで「Ctrl + c」でプログラムの実行を中断させます。