将棋倶楽部24 中級への道(その4)
本記事の目的や目指すところはこちら(将棋倶楽部24 中級への道(その1) - 雑記&備忘録)をご参照ください。
目次はこちら(将棋倶楽部24 中級への道(その2) - 雑記&備忘録)をご参照ください。
1.3 棋譜並べ(戦型の指針構築)
純粋な棋譜並べというよりも、棋譜並べ+戦法系棋書読み+感想戦反映、といった感じです。
[1] まずは戦法系の棋書を一冊読み、大抵相手の応手ごとに記載されているので、
細かくなりすぎない程度にいくつか大別します。
(対三間飛車、対四間飛車、対○○銀型、といったレベル)
[2] その大別されたもののうち基本的に一手順のみ、Kifu for XXで並べ、保存します。
・XXは自分が使っているもの、使いやすいものを選びます。私はKifu for iPhoneを使っています
・欲張らずにやる気が続く範囲で行います
・一手順は、棋書を読んでいて一番成功に見えるもの、もしくは自分が一番納得するもの、
何局か実戦をこなしていたら最も出現頻度が高いもの、といった観点で選びます
[3] 手順ごとに、方向性やポイントを短文で2、3個箇条書きにし、
(相手がこの形にしてきたらこちらはここの歩をついてこちらに飛車を回り、この手順で仕掛ける、といった具合)
Kifu for XXのコメントとして追加します。
[4] 実戦で試していきます。方向性、ポイントでは対応しきれなかった場合、
本に対応方法が載っていないか読み直したり、別の本を読んだり、激指で解析したり、ネットで調べたりします。
・大別された分類の枠から外れない応手での変化の場合、Kifu for XXの分岐として更新するか、軽くコメントに載せるかします
・新たに分類を作る必要がある場合は、新たな分類として一手順を基本手順とします
[5] このようにして、幹となる「分類」と枝葉となる「変化」を増やしていきます。
定期的な見直しは最低限「分類」のメイン手順のみとし、気が向いたときや時間ができたときに「変化」をおさらいします。
1.4 観戦、動画閲覧
・24観戦
上級、中級タブトップ中心に時々。
・ニコ動「東北人が将棋を解説実況プレイ」全15回
自分を将棋実況動画に引き込んだ動画です。
感想戦パートも別に用意されている丁寧な解説、
Up主の好感の持てる話し方など、見ているだけで楽しい動画で、
とても勉強になります。
15回で終わってしまったのが残念です。
・Youtube「将棋実況チャンネル」
次に見るようになったのがクロノさんの動画です。
やはりポイントを押さえた丁寧な解説、豊富な戦型、
何より数多く提供してくれており、
自分の得意戦法について上手い人の指し方、考え方に多く触れられるのが
とてもありがたいです。
自分の得意戦法については、繰り返し見ています。
・Youtube「目指せ初段」
これも低級〜中級レベルの棋譜をプロが解説してくれてありがたいです。
実況形式と違って臨場感や笑いがないのと、
低級ではまだピンとこない(実戦でなかなかそこまで見えない)
ことから、実況動画に比べて回数見てはいません。
・NHK杯
毎回必ず録画はしていますが、
最近は自分の得意戦法以外は早送りして、
流れと結果だけ見るのみです。