雑記+備忘録

OS中心の技術情報と趣味について(最近は主に将棋)。備忘録なのでここに書かれたことを試すのは自己責任でお願いします。

「50の方法」を始める

前回のエントリより1ヶ月開いてしまいました。
今年の目標に向けてもう少し頻度を上げよう。

この間何をしていたかといいますと、
前回エントリにあった8連敗後、何とか連敗は止めましたが、
その後もどうもふるわず、
どうもそもそも根本的なことが分かっていないので、
学習しても応用力につながらないのでは、とか考え、
いろいろと情報を収集した結果、以下のブログにたどりつきました。

このブログ、いろいろとすごいです。
言うことに説得力があります。
毎日エントリがあり、文章量もかなりのもので、それだけでも熱意と持続力に感服。
必然的に「読み応え」があり、ようやく「本編」を読み終えたところです。
文章も硬軟緩急織り交ぜて、といった感じで、読んでいておもしろく、懐の深さを感じます。
時に反発したくなる表現もありますが、
それも「妄信することは求めてないよ、自分で選びな」という
読む側の姿勢を問うているかのように感じられます。

というわけで、ひとまず対局を止め、
このブログで薦められている棋譜並べを始めました。
(ふらふらと学習法を変えるのは良くないのかもしれませんが)
今まで、棋譜並べは面倒なイメージでしたが、
このブログの方法(メソッド)でやってみると、
普通に並べるだけよりも作業量は多いはずなのに、むしろ楽しさを覚えます。

一定期間続けてみて、対局や他の学習も徐々に再開しようと思います。
今は半信半疑でやっていますが、
まあ元々低級の身、失うものは何もないので、
どういった形で成果が見えるのか、楽しみにして続けていきます。

マイナビブックスの大盤振る舞い

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ラインナップは本来手を合わせて感謝したくなるぐらいではありますが、
どうもあの事件以来、「監修 渡辺明」の本が並んでいるだけで
斜に構えてしまう自分がいます・・・
これもまたあの一派の資金源になるのでは、とか。

しかし「100円」のインパクトにそこのところはやや目をつぶって、
「監修 渡辺明」の本は最小限にして9冊購入しました。
今着手している本がある程度身についたら、始めることにします。


ちなみに24の連敗は8となりました・・・とほほ。

それが大事

24で6連敗しました。Rが一気に100近く低下。
直後は悔しさに唸りますが、一晩寝るといくぶん冷静にとらえることができます。
レーティングのシステム上1局ごとに連敗が止まる確率は上がる(はず)ですし、
そもそも落ち込むほど学習に時間をかけられていないのが現状なので、まあやむなし。

中盤に力を入れすぎて、何か序盤と終盤のアラが目立ってきた感じです。
トータルに、棋力を上げていくような学習の工夫が要りそう。
以下を並行して毎日少しずつ進める/復習することにしました。
・局面、戦形ごとの定跡思い出し/学習(※)
速効! 振り飛車の絶対手筋105
・寄せが見える本

寄せが見える本〈応用編〉

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・必修! 穴熊戦の絶対手筋105
必修! 穴熊戦の絶対手筋105 (マイナビ将棋BOOKS)

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詰将棋


囲い崩しや次の一手も入れたいですが、
あまり欲張りすぎても破綻するのでまずは上記で。

(自分に)負けないこと投げ出さないこと逃げ出さないこと信じぬくこと。
思うように成果が出ないときこそ、それが一番大事と思います。
この曲は自分が高校生のときに・・・(以下年寄りの思い出話なので割愛)


※:以下を参考にします(ありがとうございます)。
自分の中では将棋好きブログの “王道” 志士さんの勉強法です。
http://blog.livedoor.jp/shishi016/archives/51663166.html

ぼちぼちやってます

24は週に1~2局やっていますが、勝ったり負けたり。
低中級ボーダーラインあたりで安定してます。(タブ切り替えが面倒)
課題だった中盤は見えるようになってきたものの、
負けるときは序盤で集中力を欠いて変なミスをしたり、
(例:「よっしゃ左穴熊や!」→なぜか6八銀を上がる)
終盤でもたついて逆転くらったりです。
そのうちそちらに気を取られると中盤で新しい考え方を忘れて読めなくなったり。


とにかくまずは序盤で変なミスをしないこと。
序盤はまた一度整理して、かつ整理したものの見直し回数を増やして
頭が働いていなくても反射的に定跡手が指せるようにしたいところです。
後は「振り飛車の絶対手筋」、他にいろいろあることもあり進みが遅め。


そして、ぺんぎんさんの記事(指す将順位戦 - ぺんぎん草
)を読んで、「第2期指す将順位戦」(http://twishogi.web.fc2.com/sasu_sho/entry.html)にエントリーしました。
今から楽しみです。
しかしエントリーの人数が多いですね。
こういうリアルでもネットサークルでもない、
しかし「仲良くやる」がベースなゆるいつながりの大会は需要あるんだなあ。
確かにリアルは日が限られる上に1日拘束され、
ネットサークルはそれに比べると自由度は高いですが、
それでもまだつながりやしがらみ、
「レベルが離れているとつまらない(もしくは申し訳ない)」といった心理的なもので
気軽さが足りないのかもしれません。

「速効! 振り飛車の絶対手筋105」を解いていく

先日の「将棋基本手筋コレクション432」の次にやるべき次の一手本は何か…振り党としてはまずはこれでしょうか。

速効! 振り飛車の絶対手筋105 (マイナビ将棋BOOKS)

速効! 振り飛車の絶対手筋105 (マイナビ将棋BOOKS)

前回同様、正答率を記録しながら解くことにしました。
今度は、納得する正答率になるまで何周かやってみる予定です。
この本の構成として例題と問題集形式が混在していますが、例題も問題集の1問とみなして解いていくことにします。

で、1周目、知らない手筋ばかりで正答率はほぼゼロ。
いかに必修手筋を押さえていないかが浮き彫りになりました。
現在2周目。半分弱解いて、正答率3割ぐらい。一度じゃ覚えないもんだなあ。
マスターすれば、中盤の多くの場面で指針を得られる気がするので、
コツコツと繰り返し解いていこうと思います。

中盤の考え方について思うこと(心理編)

よし、理論は確立した、ではこれを実戦で・・・これがなかなかできないんです。
なぜか。端的に言ってしまうと、「いざ実戦ではすっかり頭から消え去ってる」から。
これ、おそらく当てはまる人と無縁な人がいて、自分は将棋以外の分野でも課題になっている現象です。無縁な人は何のことやら、いとも簡単に実践できる。
できない時の状態を言語化してみると、「精神状態が変わることで事前にやろうと決めたことが頭に浮かばない」。対局中はおそらく以下の要素が混ざって心を圧迫しているようです。
 ・「勝ちたい」という気持ち
 ・没頭して深く考えようとする気合い
 ・制限時間のプレッシャー
これらにより、結局これまでの考え方に頼ることでこれまでの考え方の癖が強く出てしまい、読みへのアプローチが固定化されてしまう。

ではどうするか、ですが、方向性としては以下の2つと思います。
 A.対局中の精神状態を冷静な状態に近づける
 B.精神状態が普段と違うことを認め、その状態でも新しい考え方を実践できるようにする

ここで参考にする知識ですが、まず自分の話をすると、先述した「将棋以外の分野」というのは、とあるスポーツ(球技)です。練習でできることが、試合で出せない。
「この試合中この技を試すことをテーマにしよう」と試合前考えていても、いざ試合になるとすべてふっとんで、練習したこともないようなプレーを選択してしまう(そしてうまくいかない)
練習が試合に生きないのは悔しいしもったいないと思ってました。そして解決の方向性として、長らく上記のAを目指していました。
しかし近ごろ思うのは、Bを目指すべきなのでは、と。理由としては、「自分がなぜそのスポーツをするのか」を考えたときに、「冷静でない精神状態に入り込む」というのは一つの楽しみであり、それがストレス解消にもつながる、というのがあると思うのです。Aはその楽しみを捨てる方向ことになる、だから無意識のうちに拒否反応が働いてうまくいかないのでは。

で、Bを将棋にも当てはめてみます。「冷静でない精神状態」の渦中でも「形勢判断の要素の比率を変える考え方」を実践できるようにする。
ここで登場するのが、スポーツ心理の本に載っている「イメージトレーニング」方法はだいぶ前に読んだ本なのであいまいですが、感想戦で手を振り返る際や、定跡を記憶する際に、局面だけでなく、精神状態もなるべく細かく思い出し、再現する。
そしてその状態でも新しい考え方が出せた、多種の手を検討できた、とイメージする。
中盤の難しい場面での精神状態は、つい先日久しぶりに指した24を思い出すと、胸のあたりがしめつけられる感覚になり、手も震え出さんばかり。そんな状態でもこんな手とこんな手を候補に上げ、それぞれ高速で読んだ!そんな自分をイメージする。
人前ではなかなか自分の世界にひたるのは難しいので、ネット将棋、もしくはスマホアプリとの対局後に一人感想戦でやることにします。一定期間続けてみて、まずは対局中に新しい考え方が出せること、そして何らかの棋力向上につながればいいです。
あと、イメージトレーニングのやり方の最新知識を、最近出た本などで得ようと思います。

録画したNHK杯将棋トーナメントを見た

自分「なんだよ、今回は1億パー黒vs正月フットサル一味かよ。戦型もどーせ矢倉あたりだろうし、早送りで結果だけ見よ」
(既に指はリモコンの早送りボタンの上)
自分「ん、解説はカズキ(木村八段)か。これは惜しいけれどまあ早送りだな」
自分「おや、5筋の歩をついたよ、ゴキ中かな、じゃあ見るか」
自分「なんだよ、向かい飛車かよ、やっぱ早送りだな」
自分「何ィ、お互い馬を作ってドンパチ始めたぞ、これはどうなるんだ・・・?」

・・・全部見た。
木村八段の解説もおもしろかった。